アイスカービングの話(テーブルカット編)
こんにちは、たくさん寝太郎です。
前回はアイスピックを使った透明丸氷の作り方を紹介しました。
高久産業 デラックス 3本刃アイスピック
https://amzn.to/2zFL2Lv
しかし、アイスピックを持ってる人って少ない気がしますし慣れてないとアイスピックだけで氷を丸くするのはとても難しいと思います...。
そこで、今回は包丁だけで簡単にできるテーブルカットの方法について紹介します!
テーブルカットとは
宝石カット法の一種。
カットされた宝石の最も広い部分をガードル,その上方の部分をクラウンという。
(引用: テーブル・カットとは - コトバンク)
宝石カット法ではブリリアントカットが有名ですよね。
テーブルカットを複雑にしたものがブリリアントカットとのことです。
14世紀ヨーロッパでダイヤモンドの輝きが注目され始めてから様々なカット法が研究され、15世紀半ばにテーブルカットが生まれたとされています。
[参考: ダイヤモンド のカットの変遷(歴史)|ダイヤモンド・ミュージアム]
前回紹介した丸氷と比べてテーブルカットのアイスは融けるペースが早い(加水が早い)ので、飲むペースが早い人におすすめです!
テーブルカットやってみた
用意するもの
- ブロックアイス
- 包丁
包丁の取り扱いには十分注意しましょう。
氷は滑りやすくて危ないので慣れてない間は清潔な手袋を使うのも良いかもしれません。
テーブルカットのやり方は以下の通りです。
- 氷の形を見てどの面にクラウンを作るか決定する
- 使用するグラスに合わせてブロックアイスの大きさを整える
- 四辺をカットしクラウンを作る
- クラウンの四角から斜めにカットする
- 側面をカットする
- もう一度 4. を行う
- 底面をカットする
ここからは実際にテーブルカットを行った時の画像を用いて説明していきます。
1. 氷の形を見てどの面にクラウンを作るか決定する
用意したブロックアイスが立方体の場合はどの面でも良いですが、直方体の場合はグラスの大きさやその日の気分に合わせてどの面を上にするかを決める必要があります。
2. 使用するグラスに合わせてブロックアイスの大きさを整える
グラスの形は千差万別なので、自分が使っているグラスの大きさに合わせてブロックアイスを整形します。
この写真だと角がはみ出しているので各面を0.5mmほどカットします。
後々側面をカットするのでグラスより数mm大きいくらいで大丈夫です。
3. 4辺をカットしクラウンを作る
1. で決めた面の四辺をカットします。
クラウンの広さや深さはその日の気分で決めます。
個人的には深めに入れた方が綺麗に見える気がするので好きです。
テーブルが正方形になるように意識してカットすると綺麗なクラウンになります。
4. クラウンの四角から斜めにカットする
写真のように四角から底面に向かって斜めにカットします。
この深さもグラスに合わせて調整します。
5. 側面をカットする
4. と同じように、側面も斜めにカットしていきます。
5. を行った後、4. でカットした面が狭くなってしまうのでもう一度4. を行います。
最後に底面を少しカットし形を整えて完成です。
写真を撮りながら作っていたら少し溶けてしまいました...。
慣れれば氷が融け始める前にカットすることができます。
まとめ
今回は包丁を使ったテーブルカットの方法について紹介しました!
丸氷に比べると簡単に作れるので、まずはテーブルカットを試してみてはどうでしょうか。
おわり