就活の話
こんにちは、たくさん寝太郎です。
就活が終わったのでまとめ記事書きます。
目次
修士1年間での取り組み
入院、とりあえずインターン
2019年4月に無事に大学院へと入院しました。
研究科ガイダンスを受けていると「インターンシップ科目履修」というものがあることを知りました。
インターンシップ科目履修とは「自分の研究内容とリンクしたインターン内容で2週間以上従事し、終了後に研究内容を15分程度発表する」ことで専門科目として2単位認定してもらえる制度です。
元々インターンは参加してみようかなと思っていたので、「単位認定してもらえるならええや〜ん」という軽い思いで履修しました。
研究科の3人に1人は履修しているらしいですが、私が所属している専攻で参加してる人は2人しかいませんでした。
5月上旬あたりから学内で各企業のインターン説明会が始まり、とりあえず有名企業3〜4個くらい参加してみました。
この頃は「とりあえず電機メーカーかデータサイエンス系の企業行ければいいかな〜」くらいに考えてました。
基本的には6月からインターン選考・6月末に決定という企業が多かったのですが、私が志望した電機メーカーは5月末にES出しただけで受入決定しました。(何の面接もないことにビビった)
ちなみに企業によっては給料が出たりするのですが、私が行ったところは出ませんでした。食費として1日2000円出るのでそんな不安は無かったですけど、優秀な人はお賃金くれる企業に行ったほうがいいと思います。
ちなみに何でそんなに早くインターン先を決めたかというと昨年6月は水瀬いのりさんのライブツアーがあったからです。6月末は初めて武道館行ったりしてました。
インターンシップ参加
8月下旬から4週間、神奈川の某電機メーカー研究所にて機械学習を用いたセキュリティ異常検知についての研究を行いました。
初めての土地で約1ヶ月間過ごすということもあり不安もありましたが、職場の人たちはとても優しく忙しい中でも研究内容の相談に乗ってくれたおかげで与えられた研究テーマを何とか遂行することができました。
終業後や休日に現地の友人たちと遊ぶことも出来てとても楽しかったです。
インターンに関する詳しい内容はまた今度記事にしようと思います。
インターン内容報告会
11月に専攻内で従事内容・感想を発表しました。
大多数の教員の前で発表するのはコレが初めてだったので非常に緊張していたのを覚えています。
発表時間は15分、質問時間が5分でした。
「研究内容のここ突っ込まれそうだな〜」と不安に思っていた箇所も複数あったのですが、実際の質問は「この経験が今後の研究にどう役立つと思うか?」「職場の雰囲気はどうであったか」みたいなものばかりでした。
報告会が終わってからは特に就活を意識した活動はしていませんでした。
2月上旬、インターン先からお誘いを受ける
1月の修論中間発表会を終え、一段落ついた頃にインターンでお世話になったメンターから「今月末に当社の工場見学会があるので来てみないか」とのお誘いを受けました。
内容は「企業説明+部門紹介が2時間、各部門での説明会が1時間、OBとの懇談が30分」って感じでした。
あまり就活のやる気もなかったので「まぁここでええか〜(ヘラヘラ)」という軽い気持ちでこの企業を受けることにしました。(この時は余裕で内定が出ると思っていた)
他のリクルーターと学生は20分程度で話終わってたのに寝太郎のとこだけ2時間近く話してた
— たくさん寝太郎 (@IS_integraI) 2020年2月26日
ちなみにOBとはかなり話が盛り上がり2時間くらい話してました。色々話聞けて楽しかったです。
3月中旬 ジョブマッチング面談を受ける
人工知能に関する研究をしている部門を受けました。
面談内容は「研究発表10分+質疑応答」で約1時間とのことだったのですが、40分くらいで終わりました。
あまり研究の意図が伝わらなかったようで、数日後に不採用とのメールが届きました。
この企業だけしかエントリーしてなかったのでメッチャ焦りました。就活舐めすぎ太郎
3月末 シンポジウムでお世話になった企業に連絡する
まさかインターン参加してた企業に落とされると思ってなかったのでメッチャ焦ってました。
以前シンポジウムで「もし当社に興味あったら私に連絡ください」って名刺渡されたの思い出してメール送ったけど、名刺の役職見る限りかなり偉い人な気がする
— たくさん寝太郎 (@IS_integraI) 2020年3月19日
「そういえば11月のシンポジウム発表で『ウチ受けるなら連絡して』って偉そうなおじさんから名刺貰ったな」と思い出し、某電機メーカーのお偉いさんに直接連絡を取り推薦で受けたい旨を伝えると面談してもらえることになりました。
しかし時は既に3月末、ジョブマッチング面談の日程はほぼ埋まっており最速で4月下旬となっていました。
修士2年〜現在
4月上旬 インターン参加企業から事業部面談のお誘いを受ける
4月下旬のジョブマッチング面談に向けて準備をしていると、インターンに参加した企業から「事業部でも人工知能の研究開発をしてるからそっち受けてみたらどう?」と提案されました。
待遇面などから受けるかどうか悩みましたが、一応保険として受けておくことにしました。
初の内々定 不穏な空気が漂う
とりあえず研究開発職の内々定を貰えました
— たくさん寝太郎 (@IS_integraI) 2020年4月17日
こちらはとても進展が早く、面談決定の数日後に面談が行われ次の日に内々定通知が来ました。
安心しましたが内々定通知メールを読んでると不穏な雰囲気になってきました。
「来週の最終面談にて推薦書を提出してください」
通知メールにはそう書かれていましたが、既に私は他企業に推薦書を出しています。
勿論大学としては推薦書を何枚も出すわけにはいきません。
「どうすればええねん」と思いリクルータに相談したところ「研究開発職だとそういう状況多いからとりあえず『推薦見込みです』とだけ伝えて面談受けて、他の企業で内定出たら断ってくれていいよ」とアドバイスを受けました。
アドバイス通り推薦見込みであることを伝えて最終面談を受ける旨をメールすると、最終面談の正式なお誘いメールが届きました。
☆なんとこのメールは就職担当教授にも送られていました☆
すぐに就職担当教授に状況を説明したところ「既に推薦を出している企業の選考が終わるまでは他の企業の選考は受けないでください」という解答を得ました。そらそうよ
リクルータも「まさかあの段階で就職担当教授にメール送られると思わなかった」と驚いてました。
昨今の新型コロナの影響もあったのか、内々定をくれた企業は「この最終面談以降だと採用は約束出来ない」ということだったので非常に悩みましたが最終面談は断ることにしました。
4月下旬 推薦選考を受ける
「まぁ言うて推薦企業のほうが待遇ええからな」と前向きに捉えながら推薦でのジョブマッチング面談を受けました。
面談は順調に進み、入社後の話なども色々されました。
体感的には「まぁいけたでしょ」って感じでした。1週間後、フィードバック結果が届くとそこにはビックリするくらい良い評価内容が書かれてました。しかし具体的に採用かどうかは書かれておらず、一番下に「結果:L」とだけ書かれてました。
「はぇ〜 ところで結果はどうなん?」と思い調べてみたらLは不採用とのことでした。
よく分からない記号で結果通知するのはどうかと思いますし、フィードバックで散々褒めておきながら落としてくることに非常に不快感を覚えました。
今後この企業の製品を買うことはないと思います。
これのせいで最悪なゴールデンウィークを過ごすことになりました。
再び最終面談、そして内定
リクルータに推薦企業の選考が落ちた旨を伝え、何とか再び最終面談をしてもらえないかと相談しました。
時は既にゴールデンウィーク、採用活動も停止しています。
マジで死のうかなと思ったくらい病んでました。
GW明け、リクルータから再び最終面談可能であるとの連絡をいただき何とか生きながらえました。
しかし、最終面談の日程がこれまた不運なことに私のゼミ発表当日でした。
えヤバいガチで明日の準備終わらん
— たくさん寝太郎 (@IS_integraI) 2020年5月11日
ゼミ資料はいつものごとく発表数時間前まで完成しておらず、最終面談の準備も何もしておらず非常に精神状態が危うかったです。この日の夜は今までで一番酷い頭痛になりました。
最終面談は前回と同じようにまず研究発表、質疑応答(1時間)といった感じでした。
研究発表が終わった後、いきなり怖い質問が飛んできました。
「前回最終面談断られてますが、どういう事情があったのか説明してもらえますか?」
そりゃ最終面談受けるって言っておきながらドタキャンしたらそうなるよと言った感じ
素直に推薦での縛りがあって断らざるを得なかったことを説明したら納得してもらえました。
以降は研究内容についてよりかは「今後やりたいこと」「趣味について」「どういうことに興味があるか」などを重点的に聞かれました。
最初に「とても明瞭に話していて話上手だなと思いましたが、どこかで経験積んだんですか?」と褒められたのは嬉しかったです。
中学生の時の生徒会の経験や家電量販店アルバイトの経験が功を奏しました。
最終面談の詳細についてはまた今度書こうかなと思います。
ちなみに私はこれが本当の最終面談だと思っておらず、6月の就活解禁後に再び本社での最終面接があるのだと思っていましたがコレが本当の最終面談でした。
無事面談を終えた後死にそうな顔でゼミ発表をしました。質問がフィーバーし100分かかりました。
地獄のような1日を終え、頭痛に苦しみながらゴロゴロしていると内定通知メールをいただきました。
これにて就活終了です。対戦ありがとうございました。
来春からは関東で音声処理に関する研究開発に従事します。(SiriとかAlexaみたいなやつの研究です)
まとめ
- 就活は真面目にしたほうがいい
- 推薦を受ける時はちゃんと下調べしておいたほうがいい
- 企業は同時並行で複数受けたほうがいい
書き切れていない内容も多いので細かい内容は徐々に寝床で書いていこうと思います。
内定祝いに欲しいものリストから何か買ってくれたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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おわり