クリティカルシンキングの話
こんばんは、たくさん寝太郎です。
今日は昼からいつものごとくゲーセンに篭っていたのですが、電車が止まったり特別警報が出たりと大変だったらしいですね...。
さて今日も記事の内容に悩みながら本棚を眺めていたら論理学の話をしていないことに気付いたので適当に書いていこうと思います。
大学1年の後期に「クリティカルシンキング入門」という般教を履修したのですが、この講義が本当に面白くて「大学で受けた面白い講義ランキングbest3(寝太郎調べ)」の1位です。
クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則
- 作者: E.B.ゼックミスタ,J.E.ジョンソン,宮元博章,道田泰司,谷口高士,菊池聡
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 1996/09/01
- メディア: 単行本
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ネットの普及により人々は様々な情報に触れることが可能になりましたが、一体どれほどの人がその情報に関して批判的に考え、取捨選択しているでしょうか。
講義では様々な例題に触れましたが、その中の一つについて紹介します。
〜朝食と学力の関係〜
http://www.kodomomirai.or.jp/child/oyasien_file/image/material/【11資料】身につける.pdf
「朝食をきちんと食べている子の方が成績がいいというデータがあるので、朝食は食べるべきである」
確かに朝食と成績に相関関係は見られますが、因果関係があるかどうかは分かりません。「きちんと朝食を食べさせ、規則正しい生活をさせる家庭の方がそうでない家庭よりも教育熱心である」「朝食を食べることで脳の活動が活発になり授業に集中できるので成績が向上する」など様々な原因が考えられます。
上の記事を見たまま何も考えず、「朝食を食べさせることで成績が向上する」と考えるのはよろしくないでしょう。
先ほど紹介した本には他にも様々な例題が載ってあります。とても面白いので是非購入してみては如何でしょうか。
これからも気が向いたら面白い例題についてこのブログで紹介していこうと思います。
さて今日も写真紹介コーナーで締めます。
三田製麺の灼熱です。もう2年くらい三田製麺行ってないので今年の夏は1回くらい行こうかと思います。